「ぎんなん並木」と読む東大生日記。 -2ページ目

負け犬女性に感動と興奮と絶望をありがとうイエローモンキー

「俺たちミュージシャンとして結婚してました!!」

まず、入場から。

■「SPARK」で入場。
ウーーーウーーウーーウーー
眼を閉じてーー始めーよう
この夜はーー誰のものでもないーー

愛してたい
頭の中で絶望の花が咲き乱れてもー
ARE YOU READY TO SPARK?

冒頭から咲き乱れるのが、若き乙女たちじゃなくて
絶望の花でもいいのだろうか。

親族が動揺しないことを願う。


そしてこのスパーク、一般的にはイエモンが
ブレークした曲といわれているそうだ。JAMの次のリリース。

(JAM時はまだ売れてなかったらしい。てか、
 何気にファン歴10ヶ月なのでその辺の話が分からないが)

その後初めてオリコンチャート1位取ったのが
「球根」

だったらしい。あのクソ重い曲でよく1位が取れたと思う。

ブレーク曲「SPARK」で絶望の花が咲き乱れ、
1位獲得曲で開花したかと思えばタイトル「球根」。

なんだろう、このアンダーグラウンドへの発芽力。


■「太陽が燃えている」で大いに盛り上がる。

太陽が燃えているーギラギラーとー燃えているー
二人が愛し合うためにー他に何も要らないだろうー

君の体の中ーー太陽が燃えてるーーーー

イエモンといえど、これは流石に明るい。エロも微量だし。
既にお分かりだと思うが文学部の読書量にかけて
がっつりロッキンオンジャパンとか音人とか読みまくってる
私からこんなエピソードを引用させて頂きたい。
球根で開花するイエモンには珍しく明るいこの曲について、

「昔占い師に言われたんです。あなたは自分の中にガーンと光ってる
 太陽があるのに、それを何本の糸で隠してるんだ、自分で、って。
 それでこの曲が出来た事で、あ、取れたわ糸、と思いました。
 俺って太陽野郎だったんだなあ、と」

その占い師とのカンバセーションに太陽は出てるのかBABY


■「空の青と本当の気持ち」で振り返る写真

Blue Sky and True Mind
空を綺麗に飛びたい
善と悪の羽を広げて
君にウインクしたいなーー

これは無難である。かなりいい曲である。
確かエマ作曲。エマの評価がいまいちな私だが、
TVのシンガーもエマ作曲だ。なんていうか、
マーシーの作る曲が好きな自分を認めたくない気持ちに似ている。


そういえばBlue Sky and True Mind

かつて和訳の出来ない時分「晴天の霹靂」と訳してた事があった。

■「This is for you」を友人代表 がうたう

あーーこれもエマ作曲な気がしてきた。。
好きじゃないはずがどうしてだろう。そんなにマーシー派だっけか自分。


ちなみにエマ作曲だが俄然歌詞は吉井ワールドな訳で、
バイ説が流される彼は時々歌詞でゲイワールドを展開する。

サックオブライフは男女カップルを男1人が翻弄する内容らしいが、
これは普通にゲイ視点らしい。「昨日触れた人でもいい」が
「気のふれたひとでもいい」と歌われてるとかが有名。

友達の家でじゃれあってたら何だか微妙な雰囲気になってきて
 やばいなって思ったら友達の弟が帰ってきて事無きに、」

「よくあることでしょ」というエピソードから。

友達(♂)

NAI NAI NAI NAI

■「真珠色の革命時代」でキャンドルサービス

アスファルトに刺した忘却の注射器を
君が抜き取る脱落天使の胸騒ぎ

「シド・ヴィシャスが言ってそうな言葉を挙げるスレ」
みたいなキャンドルサービスでいいのだろうか。
そんなサービスを繰り広げた場合、何親等までが
ついてきてくれるのだろうか。
冠婚葬祭の常識をひっくり返す大革命に近い。

■「Father」で両親へ花束贈呈

 もしも僕がただの灰になっても
 嘆かないでFather
 愛してるよFather
 I feel alright--

自己完結なすっているが、
両親は違う次元で泣かれるのではないか。

そしてここまでもし実現してたら、
「見た事もない景色に僕はクラクラさ」
などといった光景になっていること請け合いだと思う。

そして最後、
ライブ会場の最後を飾る曲といえばこれであろう。

■「JAM」で退場。

過ちを犯す男の子
涙化粧の女の子
たとえ世界が終わろうとも二人の愛は変わらずに

あれ結構それっぽくね?ま世界終わってるけど何気に

Good Night 数え切れぬ
Good Night 夜を越えて

Good Night僕らはつよく
Good Night美しく

ただ、
この曲の真骨頂ともいえる部分が何とも、

乗客に日本人はいませんでした
いませんでした
いませんでした

どうでもいいけどライブのとき、
シンガーが客に「入ってこい!!」と煽るフレーズってのはある。
それが

「いませんでしたーーー!!!」

であるイエローモンキー、
本当、
よく分からないけど本当に凄いロックバンドだと思う。
そして退場に使って

「いませんでしたーー!!」
でいなくなるっていうのも、それはそれで面白いかも。

しかし、定番ながら、やってはいけない結婚式ってのもある。
例えばどうだろう、

「メンバーを紹介しまーす!!」
SUCK OF LIFEで、
「両親を紹介しまーー す!!」

「花嫁の父親、照彦!!」

「今日、結婚することになりましたーーーー!!」

気まずい、止めよう。
まして花嫁と花婿ああいったセッションはご法度だ。

式が終わってから好きにやればいいと思う。お前ら楽園に行けと。


そいじゃ再婚を決意してるらしい照彦をコケにして終わるのも何なので、
彼に花道を歩ませたいと思う。

ほふく前進で。

「悲しきASIAN BOY」をかけながら、
バージンロードを父親照彦、ほふく前進。

「僕は弱さの真ん中じゃ、命は散らせないーーーー」

父親最後の勇姿である。
日本男子の誇り高い進み方、ほふく前進。
愛娘を嫁がせる父親の心境は、
まさに強い弱さに縛られた悲しきASIANBOY、
これは花嫁にも忘れられない思い出になるに違いない。

ま実際、

イエローモンキーのファンの方は独尊女性が多いらしい。

「吉井を好きになると通常の恋愛が出来なくなる」
という仮説はさておき、事実として割と有名な話で間違いない。

ライブMCでも

「今日もたくさんの行かず後家の皆さんが…」とか、
曲をリリースするにしても

「ウェルカムトゥーマイドッグハウス」とか仰っている。

※Welcome to my doghouseは普通に休止ライブのトリを飾った名曲です


また売れないライブハウス時代、ディープな負け犬ファンの方には

「日陰の男がいいのよ」とか「次のチケット買ってあげるわね」とか、

「あなたはパンドラの箱(?)なのよ」って言われたらしい。怖いなその次元。

そんなディープなファンの女性がドッグハウスを捨てる際、
はしゃぎすぎてつい上記のようなプランを組んでしまう事が無ければと願う。

だって当日、花婿がびびって来なかったりしたら、

私ウエディングドレス 君を待つ
どうするのよ

そのときを予測してじゃないだろうけどさすがに、

「WEDDING DRESS」をかけるしかなくなっちゃうじゃない

結婚式場に花婿はいませんでした
いませんでした
いませんでした

そういえばJAMでもう一箇所、ファンを煽る部分があった。
「また明日を待ってる」の後ライブバージョンで、

Im a dreamer,Are you a dreamer?

ああ「夢見てるの?」って訊いてるよこの人。

素敵なドレスが欲しいけどあんまり売ってないから、
ウエディングドレスでも歌っててください、みたいな。

感動と、興奮と、絶望を有難う、イエローモンキー。

結婚式に土の中で待て咲け花嫁って言ってどうするのよ

地方のカラオケでイエローモンキーを歌うと、
カラオケ画像が全力でSM画像を出してくることが多い。

いったい、
世間にどんな眼で見られているのかイエローモンキー、
「あんたら飛行機の曲の人たちやで」
「めっちゃええ曲出してんねんで」
「そりゃちょっと初期の曲はアレやねんけどな、」

ウーララウーララウーララウーー

君の大切なーーーー


『過去に自分がひどい事した女性が、自分の口を借りて
 歌ってるような気がする』
「歌詞にモザイク入れられながらも相当頑張ってたんやで!!」

が泣いてるーーーーーー

「君はバカじゃなーーーーーい」
「君はバカじゃなーーーーーい」

※シゲとえっちゃんは洗脳活動の結果、このコーラスをやってくれます
一人トラウマになってしまった津田塾大学の女の子がいて、
 自分のブログで「レッドライトの歌詞が頭から離れない…」
 嘆いていました
※君は間違ってないと思います。

そんなアクのつよいグループにしては意外な事実かもしれないが、
イエローモンキーによる結婚式の曲というのがあるのだ。

「WEDDING DRESS」

そのまんまである。ウエディングドレス。
知られてないのは確か、昔のベストにしか入ってないからだと
思われる。どのベストだかは忘れた。それだけイエモンがベスト多いのだけど。

私ウエディングドレス 君を待つ

それで始まる歌詞で、一見オードソックスな出だしなのだが、
思い出だけが性感帯のバンドが普通にハッピーエンドにする訳がなく、

結婚式場で花婿にすっぽかされた花嫁が、
ウエディングドレス姿で花婿を待っているという曲。


「どうするのよ」

どうするのよ、ではない。
どうして毎度そんな展開になるのか作詞作曲:吉井和哉。
悲しいだけ根を増やせとでもいうのか、あるいは花嫁に
土の中で待てとでもいうのか、咲け花嫁、涙で発芽しやがれと。

あーー
「ミュージシャンになってなかったら、どうしてたと思いますか?」
ってお決まりの質問に
「女に殺されてた。」
って答えるロックスターは違うなーとか、

そんな話がしたいのではなくて、
じゃあまともに、
まともにイエローモンキーで結婚式の曲を使うとしたら
どういう選曲になるかってのを考えたいと思った。


それをイエローモンキーファンのひとに某方法で問いかけた所、
(超音波とかテレパシーとか野茂のサインボールとかじゃないよ)
かなりの反響とアドバイスを頂いた。
なんと実際に使いましたという方のご意見もあるではないか。

それで、シチュエーション別にまとめるとこんな感じになった。
「俺たちミュージシャンとして結婚してました!!」
の、
吉井さん自身でもやるまい、と思われるようなアクどいランナップである。

まあ次回につづく。イエローモンキー繋がりが出来た事に感謝。

「もう地球が壊れてしまえばいいんだと思う瞬間」シリーズ最終回。

世間にはいろんなブログの形態があるようです。


情報型 特定の情報をリンクして集めるブログ

交流型 有名人がコメントに答えたりして交流するブログ


情報「今日生麦駅行く途中でアオダイショウが出た。」

交流「地元バレ過ぎ!!マジコメントしないで本当!!無理!!」


正直、このブログをなんで見てくれるのか作者が分かりません。

情報型も交流型も、

生麦地区センターが最大の交流スポットである以上、

どちらも求められている気がしないし。


しかし実際にどういう人が読者にいたのかについて、

こんな証言が。

東大生ブロガー環さんの証言:

>偏差値の高い大学入ったはいいものの、
>リアル人付き合いに悩みネットの海で同じ電波を探しだし、
>流れに流れ着いた世捨て人たちの吹き溜まり。
>それが、「ぎん並」クオリティ<失礼


複数の友人の証言:

「ゆなの日記、うちの彼氏がファンだそうです」
「ウチの兄ちゃん、ゆなの文章の密かなファンです(笑)」


「ああでもかれし基本的にネクラだから」

「でもちょっと、ネクラだけどうちの兄ちゃん」


いったい誰が、何のために読むブログなのか?


「なんのため」かは分かりませんが、

証言によって大体「だれが」は見えてきました。アンニュイに。

まあ内容がアレだったので、

せっかくだから重症度を測る形式にしました。

>>それが、「ぎん並」クオリティ<失礼 重症度チェック


■高学歴である

■28歳くらいである

■35歳~43歳くらいである

■現在、彼女がいない

■哲学にすごく興味がある

■他人を基本的に馬鹿にしている

■ハツラツとした趣味がない

■勇者より賢者、むしろ隠者派。


3つ以上当てはまったらかなりキツいと思われます。

全部当てはまったひとがいればどういう生活なのか、

ちょっと不埒な興味すらわいてきてしまいます。

ですがいままでの証言によれば、そういう生きにくい方々が、


>リアル人付き合いに悩みネットの海で同じ電波を探しだし、


ということなので、

読者層がちょっと世間と外れてるのかなって思った時から、

じゃあ世間と外れた事をやってもいいんじゃないかなって

フランクに世間体と関わるようになってしまいました。


そこでいままでも「もう地球が壊れてしまえばいいと思った瞬間」

なんて

ちょっと東大生ブログとしてはギリギリのラインのタイトル

数回に渡って企画をやっていたのですが、


まあ、なんていうか。

世間との距離感がつかめない時分、控えめだった訳で、ネタも。

「カラオケで太陽とシスコムーンが完璧に歌えたorz」


とか。もう地球なんて壊れてしまえガタメキラ、みたいな。

※控えめです


しかしこのブログももう終わりますし、

読者層も貴重な証言によって割と、世間から離れた地域かなって

思ったりした訳で。

というわけで、最後のデンパを派手に打ち上げたいと思います。


行くぜデンパ共


「母さん、

NHK教育テレビの「さくらんぼぼうや」という番組を見て

自分の中に戸田奈津子が登場した時、


僕はもう、地球が壊れてしまえばいいと思った訳で。」


■徹子の部屋とニーチェと芥川龍之介の共通項を見つける

芥川龍之介。




ニーチェ。



徹子の部屋。

これら全部が隠し取りだったんじゃないかなと思う。
「超人でも写るンです」みたいなショットで。

はい、もう世間体をブッチぎった手ごたえがここに。


■ネッシーの写真の楽しみ方

ネッシー、セルフ撮りとか。



■日本人がガイジンにイエローモンキーと言われる理由

「ああフロイス?オレオレ。秀吉。」
「嫌だなーータイコウとかさ、そんな堅苦しい名前で呼ぶなって」
「そりゃまー太閤だよ今?でもオレら、木下藤吉郎からのダチじゃん?」
「サルでいいよサルで、じゃまた花見で、そいじゃ」

「ああガスパル=ビレイラ?オレオレ」

鎖国前にガイジンと最もしゃべってた日本人が

猿だった為じゃないかと夢想する。


※厳密には英語じゃないですが真面目に考える事でもなさそうです



■古典のえらいひとのゴシップ

北条時宗の母がやぶれた障子を一度に張り替えず、
うまく穴だけをふさいでいるという古典の話について。


「何故一度に張り替えないのです、見苦しいではないですか」
「いいえ、物事は倹約が大事。

 一度に張り替えてしまうのは簡単だけど、やぶれたところを塞ぐだけで十分。
 いまのわかいひとに、こうして倹約のこころを教えているんですよ。」


切り張りは 大事をしょうじより 教え


「床上手っぽい。」


※歴史的事実がどうだったかなんて知る由もありません



■サイン帳にまつわる思い出

「将来、いつかはやってみたい!」こんなこと☆☆
・決定的な場面でファブリーズ
・敗戦処理
・止血せずにレースを続行

サイン帳のテンションとかみ合わない。



■流行すれば何でも略そうとするいまの世の中
「『ブラックジャックによろしく』は何故短くならないのかな。」


※言いたい事も言えないこんな世の中を、
  ポイズン、
  って言うんじゃないですか……?


「間違いなくブラ~になるけどもさ、」


※だからって、

 告知していいんですか……?


これまたガン告知だの何だのと、非常に暗いマンガだが、

妹が全巻そろえてる事実が非常にやるせない。
ていうかあいつ女子高生のくせにカイジの感想とか話してきやがった。



■ディズニーランドのキャラクター設定

「ディズニーランド周辺のライブ会場でダフ屋を見つけて、」
「ああダッフィーとか」
「ううん、違うの。」「何」
「あのメンバー間でデイジーが不埒な関係を築いてると思う。」

「ドナルドがパチンコ屋に行ってる時とか、」

「ミッキーと不倫してそう。てかミニーは梨花ってか、さげまんぽい。」


そして何よりびっくりなのは、

このブログ度重なる地元バレにつぎ、元カレまでが知っていた。

「お前ブログやってんだな」の一言に凍るかと思ったが、

「お前ネットとかやらなさそうなのに、意外だと思った。」普通に言われた。


何となく予想してはいたが、

彼はサブカルチャーを全く理解できないボンボン(死)だったのだ。


世間よ、

サブカルチャーだのデンパだのって言うけど、

日々それを発信してるデンパ棟から言わせれば、


それをデンパだと認識できるだけでも、ややデンパの素養がある方だ。

一番困ったのはOK猥談の時、

「ゆな、あの話、ちっともえろくなかったよ?大丈夫だよ?」

と翌日罪のない友達にフォローされた時、地球が壊れてしまえばいいと思った。


やっぱり平安時代にIT革命 最終章

「もしもあの時起きていたのが、IT革命だったら。」の記事はけっこうあった。

幕末IT革命
戦国時代IT革命
平安時代IT革命

「龍馬が黒船のムービーメールをバラまいて怒られる」
「本能寺の変で桔梗の紋を蘭丸が写メール」

とか、そういう具合である。

いまだって明治時代にIT革命、とか言えばいくつか思いつく。

坊ちゃんが清にラクラクホンを贈って泣かれるとか、
清が坊ちゃんに一日に20回は留守電を入れてくるとか。

エリスが豊太郎の携帯アドレスを
「エリスフォーエバーラブ」に強制的に設定し、
豊太郎が仕事で携帯をまったく使えなくなるとか。

まあでもいままでの想像の範囲でしかないので割愛。

その中でとくに真剣に考えたのが、
「平安時代には本当に、IT革命が起きてたんじゃないか」
と言うものだった。

何しろ清少納言はブロガーであり、紫式部はカリスマテキストサイト主である。
紀貫之はネカマだったし、
藤原道綱母は夫との不仲について延々と語り、


菅原孝標女は引きこもり文学少女で、紫式部の熱烈なファンであり、

ファン心が高まる余り夜半の寝覚めという二次創作サイトまで作っている。
「リンクを申請してもよろしいでしょうか…ドキドキ」などと言っていたに違いない。

こんにちは。
リンク申請有難うございます。これからもよろしくお願いします。

感激です!!大ファンです!!
えっと、、日参してるんで本当執筆がんばってください!!

とにかく、平成に起きているインターネットの諸現象の基礎は、
ほぼ1000年前の平安時代に日本人の間で定着していたのである。

963 :詠み人知らず@源氏物語1001/09/29(木) 23:05:48
おい何やってるんだよ牛車!!

964 :詠み人知らず@源氏物語1001/09/29(木) 23:07:24
え 朧月夜ってダレ??
紫上はどうなってるのいま??

965 :牛車男:1001/09/29(木) 23:08:07
島流し どこか たのむ

966 :詠み人知らず@源氏物語1001/09/29(木) 23:08:49
マジか!!!


アイタタ ・゚・(ノ∀`)・゚・

967 :詠み人知らず@源氏物語1001/09/29(木) 23:09:41
>>965
紫上切って朧月夜にいけば?

968 :詠み人知らず@源氏物語1001/09/29(木) 23:09:57
須磨来る?

という状態だったに違いない。
まったく1000年たった現在でも、
牛車男の恋愛に名もなき人が一喜一憂しているという現象は
同じである。
多分アンチ道長スレッドとか立ってると思うけど。

【影ではなく】☆★☆アンチ道長統一スレ24段☆★☆【顔を踏め】

そんな引きこもり国風文化の時代、
匿名の発言集だけでなく、ブログだけでなく、
忘れてはいけない普段のネット上でのやりとりがある。

単純に言えばメールである。

そして注目するべきはこの事実、
平安時代の氏姓が源平藤橘に区分けられていた事、

「それってつまり、」

makura @kiyohara.co.jp
deep-purple @fujiwara.co.jp

「メールアカウントでしょ?」

何しろ天皇と貴族を中心とした国風文化の時代である。
メールアドレスのアカウントは源平藤橘に発行してもらい、
パスワードたる本名は滅多に口にしないのが約定、
また日本文化の沽券を表すように、語尾にはドットジャパン。

さらに言えば、
メールが普及するに連れてその時間差に不便が生じ、
リアルタイムで通信するツール
というものが必ず登場する。

突然声を掛けられたとき、とっさに対応できるのが
社交界にサインインしているという事。

メッセンジャーである。

これについては枕草子(ブログ)でもエピソードが載っている。

若い女房が声をかけられて上がってしまい、

いきなり無言になってしまうという、たどたどしい場面の描写である。

(枕草子より)
突然声を掛けられて、まだ物慣れぬ彼女は、すっかり戸惑ってしまい、
すぐに返事を返せずにいるのを、みっともない事であると周りが騒ぐので、
見かねて私が弁の君に「薄氷のようにうすく結んだ紐ゆえ…」という歌を託し、

さらに清少納言自身のやりとりも載っている。
ここでも上記の女房同様、相手のやりとりに対して
いきなり無言になる、しらじらとした場面の描写である。

(枕草子より)
夜をこめてとりのそらねはかるとも
世に逢坂の関はゆるさじ  (清少納言)

中国古典が熱いの発言:べつに鶏が鳴かなくても、
中国古典が熱いの発言:君の門はいつでも開いてるって聞いたよー? 
マクラ の発言:

マクラ の発言:ごめんもう落ちます

あまりのことで、返事もせずにそのままにしてしまった

さすがに清少納言である。
やりとりの最中、相手がテンパってハズした瞬間、
とっさに無言になった上、
そのまま関係をサインアウトしてしまうドライっぷり。

さらに言えばブログで上げている辺りがもうタチが悪い。

だがこの出会い系メール全盛のこの時代、

恋愛は現代のニキータ以上にテクニックを必要としていたであろう。

その中で、

離れた相手とのやりとりで巧みに無言の闇を使い、

相手を才気によって翻弄した清少納言、

「ブスだから百人一首で振り向けない」都市伝説の割にやるではないか。

その一方の紫式部、百人一首でこの歌である。
「巡りあいて見しやそれとも分かぬまに雲隠れにし夜半の月かな」

「あれ??サインインしたと思ったらすぐサインアウトしちゃった??」

どうにもうまくない発言である。

先ほどの清少納言が無言のタイミングで相手を翻弄したのに対し、

なんともタイミングを掴みきれない女、という感じがしてならない。

牛車男のプロデューサーは企画者としては超一流だったものの、

自分の恋愛に関しては意外とトロかったんじゃないだろうか。

そして不思議少女清少納言、意外と恋愛は勝ち組だったんじゃないだろうか。

まあ百人一首の絵でも分かるように、

メッセンジャーの個人画像では完全に後ろ向きな彼女なんですが。

すきになれない恋人にはインディアンの羽をつけて喋ってもらう不良の森

いくらオードソックスな人気があるものであっても、
嫌いな物は嫌いなので仕方がないのだ。


「みんな好きだって言ってるのに、へんなの。」
「そんなに嫌??」

嫌なのだ。嫌だったら嫌なのだ。

食べ物でなくてもそういう物は多い気がする。
それでも嫌いな物を食べられるようにはなっても、
けっして大好物にはならないであろう。

だから苦痛を除くためには、
それに慣れてしまうという事よりも、
それを自分の体質に合うように調理する方法を見つける事が
有効なのではないかと思う。


「アテンションプリーズお客様、どうされました?」
「大丈夫、ちょっと悲しくなっただけだから。」


私は村上春樹の小説が好きではない。
皆が好きっていうけれど、
この素ボケっぷりが女のずん胴を思わせて全く好きでない。

「アテンションプリーズお客様、どうされました?」
「大丈夫、ちょっと悲しくなっただけだから。」
「分かります、私にもそういうことがありますから
。」
(確かノルウェイの森)

最近の客室乗務員はすげえ会話についてくるもんだぜ

「これスチュワーデス困るんじゃないのリアルに」
「気分はどうですか?って体調だから。心情じゃないから。」

「いやそれは小説だからさ…」
「小説でもこの時点でふいちゃってダメなんだもんハルキズム」
「なんかこの、僕ね、みたいな語調がいや。」
「なんかこのモコモコした感じの語感がたまんない。」

「ウサギの毛皮みたいなさ、」

「でもベストセラーだし読んだら面白いのに…」
「あっ」

ウサギの着ぐるみを着せた状態での、村上春樹。

「アテンションプリーズお客様、どうされました?」
「大丈夫、ちょっと悲しくなっただけだから。」←ウサギ
「分かります、」

「私も一応社会人ですから。」


ちなみに、
「分かります、私にも海外出張中の夫がいますので」
としたらかなりオシャレなジョークだろうなと思ったけど、
やっぱりニッチな笑いになる気がしてやめた。


そして何より、

嫌いが故に村上春樹の小説の引用はうろおぼえでしかない。

アテンションプリーズ、はさすがになかった気がする。

まったく、ドリフじゃないんだから。なんだか、かなしくなるね。

しちろくしちじゅうはちの九九はビートルズを5人に増やす

帰宅したら妹が電話しながら歩いていた

「そうそう、」
「将来はスマブラ(スマッシュブラザーズ)で食っていこうと思ってさ」
聞き取れた
「やべえいま相当アタマいいわ自分」

こんな夜は、

シゲ がサインインしました

「あんた今アタマいいの?」
「うんいまかなりキてると思うよ スマブラ強いし
「じゃあ是非、」

「九九言ってみて。」

「何の段?」
「7の段とか。」「ああ」

しちいちがしちしちにじゅうししちさん

※シゲは特に関係ないです今回

「しちろくしじゅうはち」
そしてこの娘本当に期待を裏切りません

「何そんなに笑ってるのさ」「え素で?素ボケ??」
「しちろくしじゅうはちしちしちしじゅうく…」
「しちごさんじゅうごでしょ?」「うんそうだよ」

「あでもはちろくもしじゅうはちだな、」

「どうしてだろ?」

ハチロクにまったくナナふくまれてませんクローバー

「あ しちろくしちじゅうにか。」
「あー、」

でけえなー、バカの壁。

「やばいビートルズとか聞いててアタマいいわ自分」
その関数よくわかんないです本当

「いえすたでーー」
あーーなんでムカつくんだろうこんなに

「でビートルズのメンバー言えるの?」
「ロバートホプキンズ、」

あ 復帰したんだ

「復帰したんだねそのひと」
「あッいないんだっけ?ホプキンズ」

「うん世に存在しない。」「あーーー憶えたと思ったのに」

「でも前はミックジャガーだったからね最初にきたの」
「…」
「それが分かっただけでも進歩したか」
「…」
「だからさ、」

ミックジャガーはビートルズメンバーじゃありませんてば

「でもジョンレノンとかさー、」

「おおあんたが前ソロだと思ってたジョン。」

オノヨーコとかがいるわけじゃん うんそうだね
やっぱ女にだらけちゃうとよくないと思うんだよね ほお

「だからメンバーチェンジってのもありなんじゃないの?ミックと。」

へー

(ビートルズ) - (ジョンレノン) = ?

それって、
「ポールが一生かかってやろうとしたような計算をあんた、」


「ポールって誰?」
「あああーーー」

あなたにとって7×6とはどのようなものでしたか?
―またその質問か。もういい加減うんざりだよ(笑)
 そうだな、強いて言えば48とか、それでいいんじゃないかな。

俺たちの計算ってのは、いつもそんなものだったよ。


「それであんたが考えるビートルズメンバーは、」
「うーんまずジョンは、」

楽天巨人よりも大鉈を構えてる予感がするんですが

「最近精彩を欠いてる、とかいうリーダーの判断でさ、」

ポールの
「代わってロバートを入れる。」

ロバート何担当なの?
多分シンバルとか。

オーーラブミドゥ♪ ジャーーーン

ラーブミーードゥーーー ジャーンジャーンジャーン

「俺ロバート斬りたいわーー」
「えロバート女できたの?」
「うんキャサリンと出来てるらしいし」
「あーあいつ精彩を欠いてるもんね最近」

あーーしちろくしじゅうはちで計算すると
世の中ってちょっと大変なことになるんだなあと思いました。

でも、
ビートルズが5人になったり

ポールがジョンを「お前女が出来たからクビ。」とか無情に斬ったり

ラブミードゥーーの後でシンバルがジャーンとか鳴ったり

「あまりにスマブラが強いから、これで食っていける気がする。」

「ていうかまず、キャバクラでモテる。」

バカの壁の向こうは結構、面白いかもしれない。

しちろくしじゅうに、通り一遍の九九に飽きたら、是非。

ぎんなんの子と言わないで下さいぎんなん食べられないんですよ。

やりたい事がほかにいろいろ出てきたので、

あと何回かでこのブログ閉めようと思います。

これ書くのに意外とエネルギー使うんで、勿体無い気がしてきた。


でもプロデューサーシリーズとか出てきたらわからん笑!!

本当は今日締めようと思ったけど、

何気にネタはいろいろあるので、それが尽きるまでもちょい。


友達っていうより本当、

友達のカレシに受けのよいブログでした。

友達の兄ちゃんとかにも受けががよかった。

ていうか、

ネクラな男性にウケがよかったといいます。このブログ。


いままでご愛読ありがとうございました。

サンキューロッカーズ!!!


すいませんこれがやってみたかった。チバ。


「ふつうの野良犬に戻ります。」


「いつまでも俺んたちのこと忘れんといて!」

でミッシェルイエモンブランキー三冠達成。

でもべつに生麦なんか忘れてもらっていいですね。私が出たいこの町。


ってまだもちょっと続きますのでそれまで見といてねー


坂の上と本当の国のかたちを君に観て欲しくて

誰もそう呼ばなくても、
彼はロックスターだったと思う。

その、

誰にも真似の出来ないヘアスタイルとか、
100メートル先からでも分かりそうなルックスとか、
血のめぐりの悪いマスコミへの辛らつな台詞とか、
気に食わないことがあると中断する話とか、

「話が、それた。」

お前のような奴は生きていかれんぞ

タウンページに自分の名前と電話番号載せたりして
すごく気難しいようでいて誰の話でも聞きたがる所とか

「成程、」

好かれるというのは、
生きていかれるという事かも知れぬ。

「おんなどもに」
「おんなどもと」
「おんなどもが」

おんなをおんなとも思わないところとかなんかが

「が思うに、女はそのために存在しているのではないか。」

いかにも、

あと全国ツアー

司馬遼太郎ってつくづくロックスターだよなーと思う。

そしてブランキーを聴いた奴がイエモンのライブを観た後で
靴下が見つからなくなるという構造、

ロックスターは群集の世界観を塗り替えてしまう。
つまり、

「日本史は日露戦争までが最高だよね。」

司馬遼太郎の国のかたち「司馬史観」。
この「司馬史観」にやられるとひとはどうなるかってのを、
説明したいと思う。

が、

まあそれは坂の上の雲とかを読んでる人に
聞けばいいような気がしてきた。

というわけで、

「音楽と人」7月号を持ってる人に言わせると
こんな感じになるってのを説明したい。


司馬史観による信長

ドキドキするほどイカれた名古屋人


司馬史観による光秀

おみくじ何回も引きなおした

司馬史観による家康

みんなが行ってから俺も行くよ

司馬史観による秀吉

このようにネイルアートをしておりました

そして黒田如水

惜しかったね


そして
黒田長政・福島正則・加藤清正

だいたいこんな感じ

思いがけず音楽雑誌で
苦労人のイエローモンキーを探す羽目になったが、
吉井さんを秀吉にはしなかった。

だって司馬史観と言えど顔まではフォローできない

ていうより、

ツアー中にそんな訃報を受けたりしたらショックで倒れて

京都に舞い戻って天下を取るどころか活動休止のまま

水攻めに入水するとか言いだしかねないイメージがあるから。

「イエローモンキーは、君にとって生命維持装置だったよね。」

これって司馬史観っていうか、渋谷氏観という気がしないでもない。

チワワを連れた彼女が生麦出身なんて誰も知らない

「ゆなの子どもって料理とか家事とか出来そーー」「ああ」
「料理とか子どもが作ってくれる気がする」
「なんとなく、」
「いやでも分かるよ笑 しっかりしてそう異様に」
「『誰も知らない』のママみたいに、長男が料理作ってくれるの」
「あはは想像つくしw!」
「それで『まずいんだけど。』」「言いそうだよ!!」

「それで『僕の方が味覚がいいんだよ』とか言われたら?」
「『じゃパパに似たんだよきっと。』って応酬する」「うわ」

設定が自然とシングルマザーになっているこんな夜は

シゲ がサインインしました
なまむぎに特急が停まって僕を連れてってくれればいいんだ

シゲ の発言:おじさんは今日の試合で必ずホームランを打ってみせる。
         そしたら君も生麦に停まるんだ。」という約束をする。


セルフでノるひとです

ゆなの発言: 「最後の1枚が落ちたら特急が停まるのね」
         と言う儚げな少女を用意。


負けじと。

シゲの発言: 武豊に騎乗を依頼する。

まあよく彼に人生を賭ける人はいますが

ゆなの発言: モー娘に入る

「芸能界に入れたるでえ」って言うおじさんには賭けないで

シゲの発言: 栄光に向かって走るあの列車の方に乗ってみる。

最終駅は「浦賀」だったりします京急

シゲ の発言:「君も富士急ハイランドの一員になれる!」とそそのかす。
ゆな の発言: 3人くればひとり就職。


おにぎり屋が701円でバイト募集してましたが潰れました

シゲの発言:千一夜にわたって様々な楽しい話を聞かせる。

千年くらい変わらない町並みです

ゆな の発現:死んだ弟のフリをしてマウンドに出る。

っていういい話から第一回。

シゲの発言:Dr.リンに聞いてみる。

ゆなの発言:ドクターコパを町長にする。

町長まず北にTSUTAYAがあるといいと思います


シゲの発言:ロンドン橋を落とす。

変わって岸谷線という道路が出来るみたいですよ

ゆなの発言:甘いリンゴだと偽る。

住民はごまかされませんよそんなんじゃ

シゲの発言:審査員の人たちに欽ちゃんの方からもう少し点数をくれるようお願いしてもらう。
ゆなの発言: 夜勤明けの疲れた表情を見せる。

お母さんがこんなに頑張ったんですよ!!

ゆなの発言:一服盛る。

思いつくまでが早すぎます

シゲの発言: ルーシー流。

だから誰

シゲの発言:パンがないならお菓子を食べる。

単に留守番時の選択です

ゆなの発言:えびせんを食べてると無口になる。

えびせんくらいしか残ってません

留守番で思い出しましたが、
過去に従姉の家(生麦駅徒歩5分)にて留守番中、
何故か食べる物がまったくないという状況になりました。

従姉のお姉ちゃんが食べる物をつくってくれました。
シーチキンでした。

3人で缶詰開けてマヨネーズをかけて凌いだ平成5年。

「それでシーチキンを食べて飢えを凌いだ思い出がある」
と言ったら、
「ゆなちゃん家って東南アジアみたいだね」と言われました。


しかし分からないのはこのときの従姉が、

お父さんが数年後某大手企業の社長に出世したために
いまじゃチワワ2匹連れて社長令嬢のリッチな生活をしていることです。
シーチキンなんか恐らくイヌの餌とばかりでしょう、
人生何が起こるかわかりません、だから、

「どこ住んでるの?」
「生麦。」
「なまむぎ??」

おかあさん、ぜったいかえってくる!!

おい、ゆき!

誰も知らない生麦に、特急が停まる日を夢みたっていいじゃないですかと


男らしいとか女らしいとかどうでもいいエロティックなロックスターと

「エマ、エロいねーーー」
「…」

先日シゲに貸していたDVDの感想である。
別にアダルトではない。


「イエローモンキーはAVじゃなくて、ロマンポルノなんです。」
それが音楽雑誌の見出しで主張することか吉井、
と言う売れない時代の話はさておき、
イエローモンキーのライブDVDを貸してたのが返ってきた。
その感想が以下である。

「エマ、エロいねーーー」

OK猥談をしようか

ではなく、
エロいロックスターの話をしようか。

 マチルダー日本語うまくなったね
 ソウデモナイデスよ
 ていうかこの娘すぐエロいって言うんだよ、
 私のこと「ユミはエロいひと。」とか言うしさー
 えーーいい意味でダヨーーー
 いい意味でエロいって何だよこの留学生が

今回貸したDVDはパンチドランカーツアー。略してパンチラ。
年間113本というハードスケジュールはまさに武者修行、
ファイナルの映像では真っ白に燃え尽きた吉井がバンバンジー
みたいになってるという伝説のライブである。

これはあくまで「吉井さんかっこいいよね!」の資料だった。
確か渡す時もそんな事を言ったような気がする。
吉井さんかっこいいよね!

「エマがエロい。」

ちなみにこのパンチドランカードというアルバムを出す時、
吉井はパーソナリティを務めるラジオでうわさを流した。

「今度のアルバムは、『パンチラ』らしいよ!?」
それより先に吉井末期ガン説の噂が根拠なく広まってたのが
なんだかロックスターの悲哀
といえなくも無い。

エマがエロい。えらい爆弾資料を持ち込まれたものである。
エマというのはイエモンの花形ギタリスト。
「流し目ビーム」「指差し確認」などの個人技をも持っており、
当時ライブに行くとエマに転ぶと言われていた。
吉井ファンを掻っ攫うほど、彼のエロさは人々を魅了したらしい。

 数年前アメリカの空港での話。
 当時はテロ対策で警備が厳重で、思わぬ誤認確保があった。
 職業はギタリストと答えた男性が確保される
 「何!?テロリスト!?」
 ※当時ヤフーニュースでこの拘束事件が話題になりました

そんなエロテロリスト、エマ。
エアロスミスの変態ギタージョーペリーに憧れる天然さも含めて、
まさにエロギターオブジョイトイといった具合かもしれない。
いまのロックスターにもインリンになれとは言わないが、
せめて
「ジョーと1日いられたらセックスするかな」くらいの発言が
出来るようになっていただきたい。いまの若いひとたちにも是非。

しかしここまで言った私自身、そんなにエマ好きじゃない。
なんというか、
吉井とかに比べるとちょっと地味に思えてしまうのだ。

エロの権化みたいな吉井の隣にいるからかもしれないが、
エマ自身はさほど目立つ派手さがない。そんなに美形でもないと思う。
なんというか彼の魅力としては
「雰囲気」
になると思う。あるひとはそれを「一昔前の美人女優風」と形容する。
最近では「片山さつき風」でよいと思う。

そんな微妙な雰囲気が、どうやって多くのひとを魅了したのだろうか。
それが吉井ファンを掻っ攫うという話には疑問を抱いたが、
実際魅了されてるファンは多いし、シゲですら魅了された訳だし、
何より吉井が、
「ねえ乗りなよ あなたはーー♪」

「わたしのーーーー エマ!! 」 (LOVELOVESHOW)
エロの権化が疑われるけどそれもあるんだよねとばかりに
エマ大好きなのである。
誤解のないように言っておくが、吉井バイ説も大いに流された。
子持ちだからゲイ説はさすがにない。疑われるけどそれはない。

「そういえばなんで吉井はあんなにエマ好きなんだろう・・・」

デビッドボウイとミックロンスン。
二人のステージもあたかも恋人のようなパフォーマンスがあった。

ボーカルとギタリストってのは夫婦のような呼吸なんだろうが、
この二人のステージはちょっとびっくりするほどのイチャ付きぶりだった。

吉井とエマでもほぼ変わらない。
まだイエモンをほとんど知らない頃、吉井がエマにキスするライブ映像をみて
翌朝靴下が見つからなかったもんである。
宇宙にイエスって言われようと言われなかろうと、
NOと言えない日本人はそのことの印象を忘れることができずに悩んだ。
いったい、男女の愛情以外の何がロックスター二人を結びつけているんだろう。

「そういえばなんで吉井はあんなにエマ好きなんだろう・・・」

それはいまでも謎につつまれている。
客席から目が合ったとはしゃぐ女の子の気持ちは単純だが、
ステージでキスするロックスターの気持ちはもっと複雑であろう。
加えて、もっと深刻な愛情である気がする。

今回同姓からみても「エマはエロい」と言う話があったが、
実際エマは、流し目で女の子を喜ばせるのとは別の魅力があるらしい。
吉井のソロツアーにも参加させられてたが、
ツアーメンバーの別のギタリストに惚れられかけたらしい。
吉井談。

『菊地英昭』
という本がある。エマのインタビュー本である。


彼の正体不明の魅力にせまりたかった私は、
図書館で見つけた本をわざわざ借りてしまった。
ちなみにフェチバトンではフェチズムについて知識を深めてしまった。

自分は中性的に見られるけど、男性的なものに憧れる、と言うエマ。
ジョーペリーの話では、「もし1日いられたらセックスするかな」の話を
思い出した。

「野良犬のようなロックスターに少年があこがれる気持ちには、
 多少なりとも卑猥でエロティックな感傷がある。」

そういう結論を出して本を閉じようとした時、
ハラリと図書カードが落ちた。
前の借主が借りた本のリストがあらわれた。

『菊地英昭』    菊地英昭 1冊
『仮面の告白』  三島由紀夫 1冊

思いがけずフォーーーシーズンが到来してしまったがまず僕はごめんだ