「ぎんなん並木」と読む東大生日記。 -4ページ目

ロックスターは甘い物がたまに正義だと思っている

ロックスターは甘い物に対しては優しい。
なんか、寛容なところを見せる。それは少年の優しさだ。
ほかはくずれちまってもかまわないぜ的な事を言うくせに、
甘い物は繊細な感情をもってる人のように遇されている。


ブランキーの未発表曲に、こういう曲があった。


腐った野いちご ブランキージェットシティ


愛してるって言いたいけれど言えないその理由は
マザコンなのかそれともホモか


俺にはさっぱり分からない

腐っちまった野苺みたいに悲しい運命なのか


だけどこれっぽちも気にしちゃいないぜ

俺にはアイスがあるから


正解:「俺にはアイツがあるから」
「アイスがあれば生きて行ける」とか変なオバQみたいになっちまった。
メロンソーダにチリドッグを頼むのがベンジー。ういろうの国出身。
ドキドキするほどイカれた読み間違いをしてしまって申し訳ない。

でも何故か、


ぜんぜん後悔してない。
なんでか、これっぽっちも後悔してない本当。

斬らないんですかと聴く奴初対面言い残すことはないかと問うまで


べつだん文学部女子としては意外でもなかろうけれど、
不幸なことに和歌とか連歌とかの類が割と出来てしまう。


「もしも連歌とか好きなら、はいりませんか。」


どうみても家柄のいい灘高の英才から誘われて、
「東大連歌会」と言うやや切ないサークルにもはいっている。
しかしメンバーが意外にも女子大の美人ばっかりだったので
「え東大生と合コンしたいんだけど~」と言う声が高まり、


「サークルピンクでよくない?」とか改名されたりしている連歌会。
そういう勢いがむしろ女房部屋っぽいとか思ったりもするんだけど。


私が誘われたきっかけは、最初に入っていた文学部の女の子に、
クラスの男子が「休み中行き場がないから、どっか連れてってよ●●さん」
と妙でしつこい口説き方をしていたのを横から斬ったことだった。


ひところの仮寝の宿をえんとして召したまえとは苦々しきかな


これのあとで
「連歌がすきなんですね。」と言ってきた男子校灘高の英才、
正直、好きだからっていうより嫌いだからやったと言うほうが正確。


そしてサークルに入ってびっくり美人揃いだったので残留、
そんな坊主頭な心で残るような輩、
「あーあれでしょ?六条御息所って未亡人でしょ?えろいわー」
と言い騒ぐ田舎娘をひろってしまって後悔の苦笑が見られたが、
それでも貴人の連歌にまぜてもらい、貴人のノートを見せてもらっている。


ただ田舎娘が詠みかける歌は、貴人のミットではたまに受けかねる。
以下にはそういう、
「田舎娘が放ってみたが、玄界灘に没になり」という剛速球を集めた。


デスノートでいちばん好きなキャラがメロという事態に冷静でいる
「たぶん気に入る」と言われた本はサブカルすぎて意外に純な自分


斬らないんですかと聴く奴初対面言い残すことはないかと問うまで

「出来ることなら母さんに会って」と言われてちょっと訊く「君ブランキー好き?」


「出生の秘密はマンネリ化してきた。」そんなこと言って甘栗を噛む
「まだ半分くらいしか言ってないわよ。」という母親老後覚えておれ


120%幸福そうなシンガーを求めてるなら俺ケツメイシ聴く


なんとなく渋谷陽一がくいつきそうな話題ってのがわかるんだ。


おねえちゃんの借りてきた本の意味がわかんないよタイトル読めないし
ノート取ってないと思ったらプリントの裏使ってたよ あ三者面談
国語2の妹が目をきらきらさせて言う「山月記すき」つよく生きろ


そのラブストーリーの作者はきこり顔なんだってば皆踊らされてる
えるしっているかしにがみはりんごしかたべないチャーーーンこん平です


言っちゃおうか、言っちゃおうか五七五全然数えてないって本当。


あと↑に挙げたのは形が似ていて、3句で切れるものが多い。
つまり俳句風に、575で切ってもそれなりに通るという事だ。


「斬らないんですかと訊く奴初対面」
「そのラブストーリーの作者はきこり」


だが待て、
「『たぶん気に入る』と言われた本はサブ」


とんでもないことになりました
とんでもないことになりました

反骨精神のプレイボーイと浮舟とタグボート

ロッキー山脈のように割れた顎、
ミシシッピ川の上流のように響き渡るその声、

まさにバターつけないでも美味しいパンをトーストするに
違いないその風貌、

「このひと、」
「うすい墨で流れるような字を書くんだろうなー」

すでに
「もしも平安時代に岡サマがプレイボーイだったら」
というレベルまで妄想させてしまう、 


岡康道氏はまさに1000年の眠りを呼び覚ます色男だった。

最強アイドルと言われた乙一さえ、
「たぶんね、牛飼い。」
「子どもに馬鹿にされてんの。でもね、気持ち悪い絵が上手い。」

という、
「牛の死体を描くのが上手い牛飼い」
とわるい趣味をもった牛飼いであるという程度にしか
想像を喚起しなかった。

はっきり言って筆跡まで想像させるアイドルは空前絶後である。
タグボート岡康道、最強アイドル伝説。

※岡康道氏はTUGBOAT代表・CMプランナーです

「なっちゃん、ママに一口。」
 なっちゃん、ペットボトルを渡す
「ありがと、」

「なっちゃん、パパにも」
 なっちゃん、ペットボトルを渡す

 その後口をハンカチでキュッキュと拭く
「へこむわー…」

「なっちゃんです!」「新オレンジです!」

「僕はここで、ひとつミスがあると思ってるんです。」

「はて。」

という空気が素人でいっぱいの会場には満ちている。(エロくないよ)
たがその雰囲気とは対照的に、岡氏の表情は堅い。

「この、」
「ちっちゃい女の子が、お父さん飲んだ後で拭くでしょ」

確かに拭く。
だがそこがこのCMのネタではないのだろうか(視聴者目線で)。

「それでお父さんが何か言うでしょ、『へこむわー』とか、」
「何か聞いても面白くないような事を。」

「このセリフは邪魔なんです。だって見ればわかるから。」

見ればわかる。
まあその通りである。

女の子が大袈裟なハンカチでキュッキュっとやる仕草、
これだけでも内容は十分伝わるとも思う。

ただ「へこむわー」があっても、さほど違和感はない。
むしろ「へこむわー」「あはは」という流れがあってもおかしくない。

「海外のCMに比べて、日本のCMは説明が多すぎる。」
「だから海外で勝てないんです」
「見ればわかることを、わざわざ説明する必要はない。」
「僕はこれでアソウに、『二度とこういうミスをするな』と厳しく言いました。」

『二度と、こういうミスをするな。』

あかんのかい
あかんのかいその一言

「へこむわー」
って私なら言って殺されるかもしれない。
だがタグボートではそれぐらい緊張した仕事をしている
ということだろう。たった一言で命が左右されるのである。

「まあ独立するって話は、すぐに決まりましたよね。」

聞きたいのはそれである。
電通に反旗をひるがえしたロックスター4人組というのは、
そんじょそこいらのロックともいえないバンドより興味深い。

渋谷陽一だって2万字ぐらいはインタビューしたいに違いない。

果たしてどのようにして、その4人は集まったのか。

「やはり床の間に桔梗だろうか」
と、
殺し屋たちが密会する料亭の絵まで描いていた。
自分で話のかんどころで、
それを真っ二つにする絵を描く自分が想像できた。

※岡康道氏はTUGBOAT代表・CMプランナーです

だが岡サマの一言は、私の想像をこえて床の間を切った。

「こういう団体作るのって、あれですよね」
「ミュージシャンで名が売れたひとが集まって、バンド組むじゃないですか」


「ああいうのに似てますよね、本当。」

(息をするのを忘れている)

「でああいうバンドって、すぐ解散するじゃないですか。」

(みんな、俺たちのこと忘れんでね~)

「でもそういうのはかっこ悪いと思って。」

(次に会う時、もっと素敵な皆さんになっていて下さい。)

「だから、」

「たとえ解散しても1人でやっていけるメンバーを選びました。」

(出来るさ出来るさ、だってイエローモンキーのファンだもの~)

I m a dreamer, Are you a dreamer?

もう、
岡サマのアイドル性が飛躍しすぎてそこが東京ドームになってしまったとか
そんな現象に涙ぐみそうになっていたのは私だけであろう。
なんていうか、

岡サマのトーストには、何もつけなくてもJAMが似合う。

他人の想像力を喚起するのがお仕事、CMプランナー。
ロッキンオンのインタビューのごとく思わぬ方向にそれたが、
何より美味しい結成当時のエピソードについてはCMの後で。

想像力をめぐる仁義なき戦いと刺客とタグボート

私のアイドルの定義は想像を喚起することだ。
「あーこのひとならきっと、」

と、日常のちょっとした風景まで想像してしまう、
一般人にそういう権力をふるうのがアイドルだと思う。


「ぜったいトーストをろくでもない食べ方するわーー乙一


さっき妹が「クリーミイ伝説」というヨーグルトを食べていた。
「お姉ちゃん見てこれ」「うわ」
「伝説なんてさ、」
「ムーンライト伝説で終わったよねすでに」


素直じゃない切り出し方で悪いが、
ちょっと前まで私の中では「乙一最強アイドル伝説」があった。
それが某集団の登場によってくつがえりそうなのである。


タグボート最強アイドル伝説。


CMクリエイティブエージェンシー「タクボート」。
しごく簡単に言えばCMのストーリーを作る会社。
最強広告代理店「電通」からたった4人で独立して
「勝ち続けるクリエーティブ」をテーマに実際勝ちまくり。

話題になったCMに、タグボート作品は実に多かった。


JR スキー 「やっぱ新幹線だったんじゃないっすか!?」
アミノサプリ 「言わずもがな アミノ酸をサプリする飲料~♪」
キリン 温キリン「運転手さんそのバスに~僕を乗っけてくれないか~♪」
ライフカード オダギリジョー「どうする俺!?→つづく」


タグボートだらけ。
タグボートだらけである。

実際ライフカードのCMでは8月のアクセス数が11万/日と、
最近のWEBをからめたCMとしては大成功しているらしい。


だがそういうことが言いたいのではない。
講演にくるような有名CMプランナーは作品も凄いが、
本人もなんだか凄いオーラをもっている。


タグボート 1人目の刺客 麻生哲朗


タグボートの中では最年少らしい。
しかし上記の中ではアミノサプリ以下3つが麻生作品、
爆発的にヒットしたライフカードも彼の作品である。
また映画「ホテルビーナス」の脚本も彼の作品だという。


DVDの映像が流れる中、ひとり煙草に火をつけた。


はっきりいって、
「あのひとぜったい殺し屋だよ。」


「ゆな落ち着け」
「ぜったい殺し屋だっていま金曜日だから来週の依頼が」
「落ち着け。麻生哲朗は殺し屋じゃない、CMプランナーだ。」


「そして何よりここは日比谷線なんだ」
「そうだね ごめん私にも世間体はある」


壇上で火をつける仕草だけで「殺し屋」という印象を与えた
タグボート麻生哲朗。

タグボート自体、最強広告代理店電通からたった4人で
「反旗をひるがえした」
という、非常に刺激的なプロフィールの集団だったことで、
私の中でアイドル性はじゅうぶんだった。


だが最年少が殺し屋だったことで、その人気は乙一を抜いた。


そしてタグボート第二の刺客、タダタク。
彼は金髪でオーラのある、割合普通のひとだった。
これじゃよくわからないかもしれないが、実際こういう感じなのだ。
恐らく理解される物を作れる人は、オーラのある普通人なんだと思う。


「まあタダとかアソウとかが、何話したかは知らないんだけどね。」


ついにご登場である。
ついに4人で反旗をひるがえしたロックスター 岡康道。

そのマダムキラーなルックスから女性ファンの間で
「岡サマ」
と呼ばれているタグボート代表、岡康道がついにその姿を現したのだ。


「サインをもらってもいいのかな」
「…」
「タグボートの本買ってサイン頼んだらイナカ者かな」
「俺いま持ってるけど、べつに貸してもいいよその瞬間だけ」


ウワサにたがわないダンディな雰囲気、
なんだか知らないけどむやみにテノールな声、

ちょっとぐぐってみれば結構事情っ子で苦労された様子、
座右の銘は「人間万事塞翁が馬 僕の人生です」。


DVDでタグボートの過去の作品を見る。
パフィーの由美ちゃんがママ役で話題になった、なっちゃんのCM。


八百屋の店内でなっちゃんを飲むちびなっちゃん。


「なっちゃん、ママに一口。」
 なっちゃん、ペットボトルを渡す
「ありがと、」

「なっちゃん、パパにも」
 なっちゃん、ペットボトルを渡す

 その後口をハンカチでキュッキュと拭く
「へこむわー…」

「なっちゃんです!」「新オレンジです!」


「僕はここで、ひとつミスがあると思ってるんです。」


この後の話の展開で、
タグボートはいよいよ「乙一以来の最強アイドル」になった。
せっかくなので次回また書こうと思う。ここまでで思ったのは、


タダタクは、いちごジャムをつけると思う。
麻生哲朗は、米を食べると思う。
岡サマは、バターつけなくても美味しいパンをトーストすると思う。

ところで俺たちカレー屋になったら最高だと思うんだけど

私がベンジーを知ったのはごく最近の事だ。
音楽と人でJUDEが特集されてた時だと思う。

インタビューの印象は「何だこのおっさん、」
ヒゲで、パーマで、ほわーんとしてるが凄みのある、
この名古屋弁バリバリのおっさんは誰なんだろう。


「生活は本当もう、乱れとるし。」


やっぱり乱れてるんだこのひと雰囲気が違うし
「本当昨日も今日も、」


「カレーだったし。」


セックスアンドドラッグロッケンロール
カモンベイビーエブリデイボンカレー


翌週からレンタル屋に行ってBJCのCDを
ガンガン借りてくるようになった。

「BANG!」を借りてその世界観に撃たれてからは、
昨日も今日もカレーという現実でもむやみに感慨深い。


「これボンカレーでしょ?」
そういえばロックシンガー吉井さんも、
利きカレーが出来るほどのカレー好きだという。

イエモンを辞めたらカレー屋をやりたいとか
言ってたのをソロになってから思い出した。
残さず食べていったのは愛しい屍になったのが
いかにも吉井さん
という気がしないでもない。


ロックを歌った後は、カレーが食べたくなるのか。


セックスアンドドラッグロッケンロール
カモンベイビーエブリデイバーモント


「小野伸二、バーモント育ち!!」


そんな時、カレーのCMを見て思った。
強豪高校のサッカー選手より何より、
貧乏不遇の中で刺激を求めていたロックスターこそ、
カレーのイメージキャラクターにぴったりなのではないか。


そんなわけでハウス食品さん、


カレーの王子様 ベンジー
カレーのお姫様 林檎姫


「林檎入りベンジーカレー」とか言われたら、
俺間違いなく買います。
もう本能がそうさせます。

行き場のない奴らの溜まり場ではカレーブームになり、
ピザ屋の彼女とかピンクの若いブタとか、
大量のカレールーを皆にみせびらかすと思うんです。


そしてカレーの王子様ベンジー、
やっぱりベトナムの少年の歌とかを歌って
「正義!」
とか言っちゃう最高にイカしたバンドだった訳ですから、
ただカレーを売ってるだけじゃないと思います。


「このマークを集めると、ベトナムに学校が建つよー」


もう、
奴らは大量のマークをあつめて見せびらします。

ピザ屋の彼女もピンクの若いブタも、
可愛いスクールバスの子どもたちを見送る事でしょう。


つまり
ベンジーハイスクール ベトナム校。

※ベンジーハイスクールは実在します
これで貧しい少年たちも、学校に行くことが出来るのです。


「マザー、僕は学校にいけるよ」
「マザー、ベンジーハイスクールに行くよ」

「僕ベンジーハイスクールに行って、」
「ベンジーみたいなかっこいい男になるよ。」


 浅井さんはどんな高校生活だったんですか
 室長だったけどね
 でも学年で最下位とか取ったしなあ

 2学期で辞めちゃうんですよね
 うん勉強はもう、やる気ゼロで。バンド始めとったし。



 あとラジコン流行らせた


「ラジコンを流行らせて室長になって、」
「バンドに目覚めて勉強はやる気をうしなって2学期で辞めるよマザー」

「つーか俺学校やめて、」

「ロックンロールで飯食べてくよマザー」


あーれ私が考えるとどうにもどうしようもない少年に
育ってしまう気がするんですが気のせいでしょうか。


念のために吉井さんカレースクールも考えたのですが、
吉井さんは中卒なのでジュニアハイスクール、
しかしいくらロックに目覚めて中退するのが掟とは言え、
さすがに義務教育中退はまずく、
あるいは角栄という政界ロックスターを生んでしまいます。


どうでしょう、ハウス食品さん、
子どもたちと一緒にカレーをほおばるスター、
そんな絵が必要ならば、


冬には密をいれて届ける林檎姫とか、
真っ赤なJAMを入れかねない吉井さんとか、
昨日も今日もカレーだったベンジーとか、


ちょっとイカれてるけどアレな感じが最高、
「絶対カレーばっかり食ってた時期があるけど印税生活でいまはスター」
そんなロックスターをいっしょに登場させては。

田舎のおばあちゃんが欲しいのは、郵便<年金<通院に便利な特急

最近選挙が近いせいか、
生麦の歩道橋でさえも選挙活動が見られるようになった。

しかし言ってる事は常に、郵政民営化&年金問題。
郵政民営化では地方に住んでる人が困ると言い、
年金問題では老後のささえがなくなって困るという、
「周縁に属する弱者」への政治が問われてるらしい。

しかしどこの政党もわかっちゃいない、
政治経済の周縁に住んでる住民にとっては、
中央からの年金や郵政の話をされても正直ピンとこない。

いまだに角栄大人気、
そんな古びた地方で新聞読まずに生活している住民には、

老後の年金より、
老後の病院通いの便利性。

要するに、


「なまむぎに特急がとまったらいいのに」っていう話。

<<公約>>
「バミューダトライアングル設置」
「クロマティ高校総動員」「巨神兵配備」

などとパフォーマンス政治が目立ったこれまでと違い、
現実的な方法による速やかな実現を目指します。

ゆな の発言: ギリシャ神話のような苦難で停める。

間違ってもこういうことは言いません

シゲの発言: 2000万パワーズ(バッファローマンと

         モンゴルマンの強力タッグ)を配置。

こういうひとたちも配置しません

ゆな の発言:バナナ。

そう、これくらい現実的。

シゲ の発言: ベビーブームを起こして無視できない人口になる。
ゆな の発言: 数えるひとが本気を出す。

いまの人口は練習です

シゲの発言:生麦駅ホームにウォーリーを忍ばせる。

思わず探したくて停車。
       「ウォーリーに似た服を着た人がいっぱい。」

       という隠れ方により
       「過疎化だからすぐに見つかるのでは。」という
       多くの住民の不安を解消。


ゆなの発言:そのバイトを全員住民にする。

そういうのを強制移住って言います


シゲの発言:京急は諦めて生麦エクスプレスを第3セクターで作る。

政治的圧力が必要です

ゆなの発言: お母さんからよく言っておいてもらう。

そう、こういう事です。

シゲの発言:「友達はみんな停まるんだよ!」と口を尖らせて訴える。
       「よそはよそ、うちはうち、です。」と言われても諦めない。

ゆなの発言: サンタさんにお願いして親の実力を測る。

幼児体験を告白するスレ。

シゲの発言: 特命で係長に頼む。

ひろしのポジションです>係長

ゆなの発言: 係長の愛人を接待する。

軽食「フレンド」で接待します。

シゲの発言:神奈川新町へ侵攻。
        車庫は生麦固有の領土であると主張。

ヤンキーならやりかねません

ゆな の発言:シベリア鉄道を誘惑する。

タトゥーを誘致してもね。

シゲ の発言: オリンピックをやれば新幹線が来るよ。
ゆな の発言: テロ対策指定都市だからそれは無理。

イアンソープが1時間100円のプールで泳ぎます


シゲの発言: 「ここは俺が食い止める!

         お前らは先に行け!!
         ・・、
        そんな顔をするな。

        必ず後から追いかける。約束だ・・。」

        

        と言う重要キャラを朝夕二回、ホームに配置。

結構、セルフでノる人です。

ゆなの発言: 生麦オブジョイトイに改名。

住民は何が強いのか知っています

シゲの発言: エルメスさんは生麦で乗り降りしてる、
        という噂でオタク産業誘致・発展。
ゆなの発言:生麦のエルメスはバッタモンだよ

かなしい現実です

ゆな の発言: 秋葉原と地続きになる。

現実、地続きです。

シゲの発言: 田中正造ばりに天皇に直訴。
ゆなの発言:

ゆなの発言:いいねソレ!!

『お願いでございます!!』


まさに一命を賭して地元住民の思いを伝える、

そんな正義の代議士が登場すれば、喜んで一票投じます。

しかしこれでまた、
「生麦を通過しようとすると必ずならず者が現れて行進を止める」
なんてウワサが立った日には、

生麦を通過しようとする電車がなくなってしまう気がするんですが、

果たしてその辺も彼はセルフで考えてくれてるんでしょうか。

女王の教育テレビでマヤ文明の謎に迫らナイト

これは毎週土曜日の22時以降になると行われる、
とある姉妹による約15分に渡る会話の記録である。


ゆなの発言「ちょっとあなた、」
妹の発言 「何ですか。」


「何なんですその格好は。」
「短パンを2枚重ねています。」


いい加減目覚めなさい…!


「いつまで部屋で中学時代のジャージを着ているのです」
「中にスパッツも穿いています」
「そんな事を訊いているのではありません」


「今度のテストはどうなのですか」
「お母様にもハッキリ言っておきます。」


「どこが範囲なのかも分かりません。」


いい加減目覚めなさい…!


「このままでは、あなたが受験できる学校なんてありませんよ」
「ぐはっ」


我が家ではドラマなんてほとんど見ない。
それでも墓参りの度にピンポンを観る家族だけあって、
ドラマ「女王の教室」だけは空前のブームを迎えているのである。


「さっきから何をうろうろしているのです」
「何かを取りに来たはずなのですが、忘れてしまいました」


それマヤじゃねえよ 自分の感想だろ
うん自分でも思った


「自分が何をなくしたのかさえ、分かっていない子ども。」
「ああそういう感じ」
「それで何をなくしたのです」
「思い出しました」


「チーズおかきです」


いい加減目覚めなさい…!


「こんな時間に、何を探しているかと思えば―」
「チーズおかきを知りませんか」
「そんな物を食べるのはあなた位です。」


「チーズおかきがないです」


だからどういう場面でマヤが言うんだよそれ…!


「てかマヤってさ、子どものプライベートまで抑えてんだね」
「あー録音したり写真撮ったりねー」
「つかさー、」


「プライベートないねマヤ。」


「あーないよねー本当」
「プライベートで出かけるとかないのかねー」
「今日は、鶴見に行こうかしら。とかねー」


マヤ鶴見いかねえよ
あそか
それお前だろ完全に 今日の
うん おばあちゃん鶴見行くったら500円くれた
てか鶴見くらい思案しねえで行けよ2駅だしどうせ


※「出かける=鶴見」が反射的に出る区域です


「つかさーマヤさ、」
「ゲームとかもしないのかな家で」
「しないでしょーあんたじゃないからダビスタなんて」
「いやダビスタじゃなくてたとえばさー、」


いい加減目覚めなさい…!


「所詮、ネズミはネズミでしかないのよ。」
「ポッポにマスターボールを使ってやるわ。」(←?)
「ちょっと電気がつくくらいで、調子にのるから倒される。」
「アイテムボールを見てもスルーするわ。」(←?)
「いつまでも、可愛いままでいてくれると思ったら大間違い。」


「そのうち否応なくフシギバナに進化する時が来るんだから。」


なんとなく、
「マヤが言っていそうなポケモンの感想を挙げるスレ」になった。


正直ここまでマヤのプライベートを想像するとは思わなかった。
しかし、妹がマヤの真似をする時、
普段の生活でちょっと勇気だしちゃうぞってな事を言ってるだけの
ような気がしてならない。マスターボールとか。


「思い出しました」
「範囲ですか」

「チーズおかきの隠し場所です」
「隠さなくても誰も食べたりしません」


ボリ ボリボリ


「おねえちゃん」
「なんですか」


「これほどしけっているおかきを食べた事はありません。」


いい加減目覚めなさい…!

東大には鴎外が多いけどエリスが慰謝料を取る

「昔はねェ…東大には苦学生がたくさんいたんだ。
 なんで東大にしたんだ、って言うと、学費が安いから
 っていうんだよ。
 それでそいつの学生服の下はランニング1枚なのさ、
 真冬の話だよ。それでも買う金がないってんだから、
 まあそういう時代だったよねえ…」


話長くても、優をくれたので好きです先生。


そして昔は苦学生が目立ったらしいが、
最近のアンケートでは親の平均年収は1000万超らしい。
「教育費用がそのまま学歴になっている」という週刊誌の見解。


「先輩、質問してもいいですか」
「どうぞ」
「先輩は、家で勉強できない事ってなかったんですか。」
「あー基本的には家では無理でしたね。自分の部屋がないし。
 だから塾に来て自習室で朝から晩まで勉強してました。
 しかし上海からの仕送りが途絶えた時は、
 さすがに塾も行けないかもしれないってんでアイロン台で勉強してました」


「べつに彼女の家が貧乏だって言う訳じゃないから、誤解しないように」


「上海から金が途絶えると塾に行けなくなる。」
昨日密航してきたかのような上海娘を、先生はフォローして下さった。

「貧乏って言うよりこういう娘なんだよ」という一言が、心持ち気になったが。


しかし平均年収1000万超、
これは決してクラスの親全員が1000万超という訳ではない。
「平均年収だから当然でしょ」で済まさない欲しい、
東大はむしろ、平均年収が低くなるのが自然な成り行きである。


横浜市が、バス代も医療費も払わなくていいよって言う、


そこまでお金に困っているのが母子家庭だが、
その母子家庭がわんさかいるのが東京大学って大学なのだ。

(家庭に事情がある奴って大体アタマよかっただろ?)
と言うより、
学費がダントツで安い以上、貧乏人が集まって安くなるなら分かるが、


平均年収が1000万超、これはどういう事なのか。


「東大生の親ってお金持ちなんだねー」
「えーうちお金ないよーーー」「うちもーー」


「こないだ税金払えなくて蔵つぶしたしーーーー」


それは「ちょっとお金持ち」というレベルですらない、
「パパが有名企業の部長さん」というレベルですらない、


「歴史小説を読んでると、パパの家系がママの家系と
 戦ってたりして悲しい。」

と、
言う、



由緒正しいお家柄の方が時々いらっしゃるためではないかと思う。


「てか凄いね…」
「えーでもうち斜陽族だから」
「でも凄いよ…」
「えーそうかな…」


以降はご本人達のプライバシー保護のために、
お嬢さんについてはセリフのみのご登場、
細かいことは上海娘が説明させていただくことにする。


■「歴史小説を読んでいるとパパとママの家系が戦う」
 結婚する時にあんまり確かめなかったらしい。
 家系図によると平安時代くらいまで遡れるらしい。

 ちなみに上海娘、朝起きたらパパとママが戦ってた事がある。


■「日本史の時間にキレた。」
 ご本人はその素性を隠しておいでだったのだが、
 日本史の先生の説明に「それは誤解なんです」と言ってバレたとの事。

 ちなみに上海娘、人口の変化について「数える人が本気を出した」と回答。


■「ディズニーランドに行くと親が付いてくる。」
  ディズニーランドであってもご心配な様子、
  ご本人はカラオケにも行った事がないとの事。

 ちなみに上海娘、親が行く先を告げずに1泊してくる事がある。


■「お城に泊まった。」
 パパがその国では支社を任されているらしく、
 遊びに行った際にはホテルならぬお城(?)にご宿泊との事。

 まさにお姫様だが上海娘、この娘に「話合わないね」と言った事あり。当然だ。


■「前田さん?」
 石川県には加賀百万石のプライドがあるという話で、
 前田利家の子孫はどうしてるのかと言ったら気のいいおば様との事。

 ちなみに上海娘、 何故かろくでなしぶるーすの作者を連想。


■「徳川さん?」
 以下略。


■「いつも弟には『お前でいいよ』って話してる」
 長男なのだが、家督を相続するのが面倒だとの事。

 ちなみに上海娘、よく妹に「それSつけなくていいよ」とアドバイスする。


■「とりあえず見える範囲は全部俺の土地」
 幽☆遊☆白☆書の幻海の遺産相続の話ではなく、事実との事。
 訊いてみたけどべつに妖怪はすんではいないらしい。

 ちなみに生麦娘、駅から見える範囲のスーパーが殆ど潰れた事あり。


■「うちには今お金がない、こないだ山削ったから。」
 「市が4割でうちが6割もった」との事。
 「土下座っていうけどね、
 それで済むなら安いもんだわ、こんな頭でよかったら」

 ちなみに上海娘、親がシノギ削ってるところしか見たことない。


■「中2まで墓参りは自分の土地から出ないもんだと思ってた」
 自分の敷地内に霊園があったためそれが普通だと思ってたとの事。
 いまでも相当の土地があるが、GHQにだいぶ削られたものらしい。

 ちなみに上海娘、ピンポンのDVDをDVDプレーヤー無しに落札し、
 仕方がないので車を動かした際に
カーナビを占領してピンポン上映。


 しかし我が家で車を使用するのは墓参りだけだったため、
 「墓参り=ピンポン上映」という図式が出来上がり、祖母に「飽きた」と言われる。


「てか凄いね…」
「えーでもうち斜陽族だから」
「でも凄いよ…」
「えーそうかな…」


あ 森永牛乳プリンだ


「あでも1個しかない」
「ジャンケンね!!」


「はい勝ったぁーーーーいやったぁーーー!!」


どこの馬の骨とも知らない麦畑から来た小娘が、
斜陽族と言いつつも由緒正しいお嬢さんから、

ジャンケンに勝って牛乳プリンを奪い取る。


かつて帝大恋愛と言えば、身分違いの恋がテーマだった。

だが四民平等、身分の違いなんか認められなくなった現在、

生協食堂でプリン食うのもジャンケンによって権利が決まる。


舞姫だって今じゃ金塊一つじゃ収まらないだろう。

舞姫も悲恋どころか鬼嫁日記のプロローグになりかねない。


すすむことのない波打ち際でパラノイアの影踏み

「暑いですね。」

先日、中学時代の同級生が尋ねてきた。
その頃私は救急車で運ばれたりして体調を崩し、
なかなか出歩く事が出来なかった。


たくさんの友達が気を回してくれていたらしく、
いきなり完成した親切をみて驚くことが多くあった。


彼の来訪も、誰かの親切な試みだったんだろう。
彼には中学を卒業して以来、殆ど連絡を取っていなかった。
重そうに黒いカバンを背負い、玄関先に突っ立っている。
そんな彼の姿はだしぬけで、ちょっと阿呆にさえ見えた。


「そりゃ暑いよ。8月だもの。」
とりあえず入んな、と言って中に入れる。斉藤だろうか大石だろうか。
今までに体調を崩している事を伝えた何人かは皆、
溌剌とした善意をもっていそうな頼もしい奴らだった。


「そのさ、黒いカバン。」
何入れてんの、と訊いた。ああこれですか、と彼が言う。
「かっぱえびせん入れてるわけじゃないでしょ、その図体。
 突然来てくれたけどそれって」「ああ、」


「ゲームを持ってきたんですよ。」

「ゲーム」「そうゲーム。」
「まさかドンジャラ?」「いや、プレステ。」
「あのね、」


私ノイローゼで引きこもってる人じゃないよ、と説明した。
どこまで言われたか知らないけど、多少歩けなくなった程度で
いまは回復しているし、何もプレステ本体まで持ってきて貰わなくても遊べるから、
いやそうじゃなくて、と彼は続けた。


「単に面白いから。」

一緒にどうかと思って、と言って彼はゲーム機をセットしだした。
黙ってその手つきを見ている。まるい背中は小動物に似ていた。
頭が一個の意思にすっぽり入ってしまうと、動かしがたい雰囲気が漂って
なんだか恐ろしいような気持ちに見ていてなる。ネズミの目は酷く丸い。


「面白いの?」
「ええ面白いですよ」
「何のゲーム?」「これはですね、」


「キャラが影踏みをするゲームです。」


ピコピコーン
あ 太陽の向きが変わったよ
ああそれルールですよ!!
え 何?

いや時間おきに太陽の向きが変わると、かげの位置が変わるんです
え じゃこれ踏めないの?
だからまた左方向に移動しないと


「あのさ健ちゃん、」
「なんですか」
「単純にクソゲーなんでびっくりした。」
「ああ、だってこれ、」

「僕がクソ過ぎて泣いてしまったゲームですから。」


ピコピコーン
時間です 太陽の向きが変わりました


「健ちゃん」「なんですか」
「泣いたの?」「ええ泣きましたよ」
「クソ過ぎて」
「ていうか、」


「まだクソゲー買って泣いたりしてるんだ」
「ええ中学から変わらないですよね もうそれ自体に泣けてきて」
「最近何してんの」
「最近ですか?最近はこう、」


「専らクソゲーを」
「健ちゃん、」


「帰れ。」
帰れいますぐ帰れ、てめえの影なんざ踏みたくもねえ帰れ
もういいんですかまだクリアしてないのに
ええいいっそお前の人生ごとリセットしておけはよ帰れ、 
サークルKでカニパンでも買っとけ、
と、罵詈雑言の限りを浴びせてけっとばして追い出した。


彼の自転車がサークルK方面に消えていった。
あいつ几帳面だから本当に買うんだろうなカニパン、と思った。


ただこの2週間で、ここまで怒った事はなかった。
思い出してみれば3食きちんと食べてもない。
常にお腹が空いている気もしたが、
特に何か食べたいという気持ちにもならなかった。


すべては羊雲のようだった。
ちらばっていく情緒を
かき集める気にもなれない。
もう狼は来ないのだ。私は切り取った平面に取り残されていた。
限りなく安全な箱庭で、白いかたまりが地平線を埋めていく。

もう吹く事のない笛があった。
あの日常の群れに戻れる時は来るのだろうか。


「これはクソ過ぎて泣けてしまったゲームです」
「帰れ。」


いきなり怒ったのなんていつ以来だろうか、
この数日、訪れるひとは皆、私の好きな物ばかりを運んでくれた。
その部屋は蟻の巣穴も同然、
幸福の死骸で埋め尽くされていくのを私は怒ったりしなかった。


「単に、面白いから。」


あいつ、
この部屋のことを知っていたんじゃないか。
ただひとり、
よりによって影踏みのクソゲーを運んできて言った、
「最近はこんな事ばっかりです。それが悲しくてね、」


「健ちゃん、」
兎のような顔がこっちを向いた。
「またね、ありがとう。大石にもよろしく言っておいてね」
小さな手を挙げて挨拶した。
小さな手のひらだったが、善意を救うのに十分だと思った。
彼を蹴っ飛ばした足は、ふしぎと元の力を取り戻していた。


大石、今日ありがとう、健ちゃんが来たよ
なにが?
だから健ちゃんが来たよ、大石でしょ私の事言ったの
いや
「俺あいつと最近連絡とってねえもん。」
「…」
「あいつお前ん家行ったの?いきなり?」
「…」

「あいつ何してんの今?」

「なんか最近、」


「影踏みのゲームで泣いちゃうんだってさ…」


『ディズニーランドへ』  ブランキージェットシティ


ノイローゼになってしまった友達が僕に言う


「これは影踏みをするゲームなんです。」


一緒にいるのがとてもつらくてたまらないから
一緒にいるのがとても恥ずかしくてたまらないから


「帰れ。」


あの楽しそうなディズニーランドへ カニパンでも持っていきなよ

なまむぎないものねだり「総選挙なら特急を停めなくっちゃ」篇

9.11選挙の足音が近づいている今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。


「『じみんとう』って書いとけばいいんでしょ!?」
という会話が飯場で行きかう今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。


最近知識人の間では
「ばかだなあ母さん、」「なによ」


「俺は『民主党』って書くよ?」という台詞も飛び出しがちな今日この頃、
こんな夜は、


「ゆなーひょうたん島はしまってたけどさ、」
「うん」
「今度の投票には行くでしょ?」
「…」


「でも一緒には行かないと思う」「え」
「そんな中学の時みたいな事言ってると、」
 
「選挙権剥奪されるよきっと」

「『じみんとう』って書いとけばいいんでしょ?」


なまむぎにないものねだりをしなくちゃ~総選挙スペシャル篇~


ゆなの発言:実は生麦事件はドッキリだった説。

政府の陰謀ですね


シゲの発言:イギリスからの第2、第3の刺客。

金髪の忍者をイメージしてしまいました ウェルカム


ゆなの発言:マドンナ候補。


くのいちならいそうです

シゲの発言:「自称:生麦のエジソン」。

いかがわしいにきまってます


ゆなの発言:オシャレなライター。


「これやるよ」って100円ライター貰いました

シゲの発言: 「ラピュタのモデルになった。」という噂の遺跡。

もう遺跡みたいな町ですが


シゲの発言:空から降ってきた女の子を養えるだけの蓄え。

いいひとに拾われる事を願ってやみません


ゆなの発言:飛行石を奪い合わない品性。

すごい群集っぽい品性です


ゆなの発言:「海に捨てたよ」と言い張らない品性。


「来ないでーー何もいないったらーーー!!」


シゲの発言:呪文を覚える記憶力。

ゆな の発言:アンキパン。

「だから何も隠してないったらーーーー!!」


シゲの発言: 雪の降る中、貧しそうな少女が懸命に売るマッチを値切らない品性。

そのお嬢さんを値切りださない事を祈ります


ゆな の発言:まとめると武士道。


そうでしょうか?


ゆな の発言: あそれはあるのか>生麦事件

そうでしょうか?


シゲの発言:語れる背中。
ゆなの発言:3ピースバンド。


ただ単純に ただ単純にブランキーが好きなだけさ

ゆな の発言: 退廃すぎてロックバンドがジャケットで使う風景。


故郷はアットザブラックホールです


シゲの発言:来た人が無意識に「ドナドナ」を口ずさまないような明るい雰囲気。
ゆなの発言:いっそドナドナロケ現場。


焼肉屋が買うんでしょうか

シゲの発言「湘南」の称号。


また目くらましに出ました

ゆな の発言:それは即座に諦めて「北湘南」の看板。


住民は落とし所を知っています

シゲの発言:じゃあ、わかりやすく「湘北」。

諦めたら特急は停まりません


シゲの発言:10代しゃべり場に本気で出ちゃう人。

マインドブレーキ作戦です


ゆなの発言:そういう伝説は要らないよ、



        義経をかくまった。

NHKの大河ドラマが新撰組の時は、
ほんのちょっとでも関わった場所がゆかりの地として
旗揚げしているのを見てきました。


その中で、

どうして生麦事件という、
幕末一大事件の地はまったく脚光を浴びることがなかったのか。
どうして「ああパチンコ屋のある駅でしょ」としか言われないのか。


ただここで一つ、面白い話があります。
もうひとつの幕末一大事件、「池田屋事件」。


この事件は新撰組の晴れ舞台になったというだけあって、
いまだに多くの観光客が訪れているようです。
さすがに旅館の跡ではなく、石碑しかないのですが、


現在はパチンコ屋になっているようです。


もう、
幕末から治安が回復しないところってのは
パチンコ屋になるしかないのが歴史の宿命のようです。

生麦が文化的に華やぐという道は途絶えているようですね。


というわけで、
立候補される皆さん、自民とか、民主とか以前に、
郵政とか、民営化とか、文化的な公約を言うよりもここは一つ、


「特急を停めます。」


と公約しておけば、生麦駅利用者の票が丸取りだと思いますが、如何